2026年3月3日月食撮影チュートリアル

最終更新日

2026-03-02

総文字数

14745 文字

推定読了時間

13

2026年3月3日の夜、日本全国で皆既月食が観測できます。今回の月食は、夕方の早い時間から始まり、夜の深い時間までに全過程が終了するため、非常に観察しやすいのが特徴です。月が欠け始める部分食は18時50分頃から始まり、月が完全に地球の影に隠れる皆既食は20時04分から21時03分頃まで約1時間続きます。DWARFLABと一緒に、この月食に向けて準備を整えましょう!🌕DWARFLABとともに📚 事前に学ぶ: 図解/ビデオチュートリアルを入手して、撮影テクニックを簡単にマスターできます。📱 見ながら撮る: 生放送で同時進行のガイドを行う予定です(天候が許せば)。📸 後でシェア: SNSであなたの月食作品を投稿して、豪華賞品が当たる可能性があります。

1.月食の撮影方法を選択

4.3 タイムラプス

  • 出力フォーマット: MP4

4.4 連写撮影

  • 出力フォーマット: JPG
  • アルバムにはバースト撮影の最初の写真のみが表示されます。すべての画像を確認するには、D3をコンピューターに接続し、「Burst」フォルダ内で確認してください。

4.5 天体画像スタッキング(ディープスカイモード)

  • 出力フォーマット: JPG
  • カメラ内処理単体画像フォーマット:FITS
  • カメラ内スタック画像フォーマット:JPG、PNG、FITS

 

手動のパラメータ設定は4.6節にあります。

2.月食とは?

月が地球の周りを公転する周期は約27日です。太陽、地球、月が一直線に並び、かつ地球が太陽と月の間に位置すると、月は地球の影に入り、太陽光を直接受けられなくなります——これが「月食」です。

  • もし完璧に一直線に並べば、月全体が地球の影(本影)にすっぽり入り、これが「皆既月食(かいきげっしょく)」です。
  • もし配置が少しだけずれていると、月の一部だけが地球の本影に入ります。これによって「部分月食(ぶぶんげっしょく)」が起こります。
    出典: YouTube National Geographic

月が地球の影を通る方法に基づいて、月食には3つの種類があります:半影月食:月が地球の半影(明るい外側の影)を通り、わずかに暗くなりますが、通常は気づきにくい程度の変化です。部分月食:月の一部が地球の本影(暗い中心の影)に入り、月面に目に見える暗い領域が形成されます。皆既月食:月全体が地球の本影に飲み込まれ、深紅色に変わります——これは通常「ブラッドムーン」と呼ばれています。

異なる月の様子の参考図

3.月食の地点、時間及び段階

この月食は日本全国で見ることができます。

月は、東の空で18時50分に欠け始め、20時04分に皆既食となります。皆既食となった月は、「赤銅色(しゃくどういろ)」と呼ばれる、赤黒い色に見えます。皆既食は21時03分に終わり、その後は徐々に欠けた部分が小さくなっていき、22時18分に、南東の空で部分食が終わります。皆既月食の全行程が、あまり夜ふかしはしないですむ時間帯で起こるため、観察しやすい月食です。

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画像出典:https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2026/03-topics02.html

4.DWARF 3/mini で月食を撮影する方法

4.1準備作業

観測のヒント

  1. 数日前からテスト撮影を行い、機材に慣れ、最終的な撮影モードを決定することをお勧めします!
  2. 最高の観測と撮影效果を得るために、天候が良く、雲がなく、光害の少ない開けた暗い場所を選びましょう。

機材

  • DWARF 3/mini スマート望遠鏡
  • スマートフォン
  • 三脚(必須ではありません。経緯台モードで月を追尾する場合は、地面に直接置いて撮影と追尾が可能です)
  • モバイルバッテリー(撮影途中の給電接続は追尾精度に影響する可能性があるため、撮影前からの接続を推奨します)

設備の調整

  1. Appが正式版であり、ファームウェアが最新バージョンに更新されていることを確認してください(DWARF接続→設定→私のデバイス→ファームウェアアップグレード)。
  2. AFオートフォーカスが合っているか確認し、可視光フィルターを使用してください。
  3. デバイス設置時の注意点:
    1. DWARF 3 裏面の位置決めポイントを合わせる必要があります。
    2. ロゴ面(表面)とレンズは同じ側であり、正面が月を向いている必要があります。
    3. デバイス全体は水平に設置する必要があります(傾斜角度 ≤ 3°)。

4.2 目標の確認

  1. 目標を見つける: 月を望遠視野のおおよそ中央に移動させてください。それほど精確でなくても大丈夫です。
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  1. 「太陽系モード」を選択し、「月」を選びます。
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  1. 「追跡」ボタンをタップするだけで、月を自動で画面中央に捉え、ピントを合わせ、追尾を開始します。

誤って追尾ボタンをオフにしてしまった場合は、再度「太陽系」→「月」を選択して、月の追尾を開始してください。

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4.3 タイムラプス

  1. モード切替: 「写真」(静止画撮影)アイコンをタップ →「タイムラプス」モードに切り替えます。
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  1. パラメータ設定: 「月を追跡」と表示されたら、機能 →「パラメータ」をタップします。
    1. フィルター: 「標準フィルター」に設定します。
    2. シャッタースピード&ゲイン: 月食の進行中は手動調整が必要です。4.6章を参照してください。
       
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  1. タイムラプス設定: 右上中央のアイコンをタップして、撮影間隔と撮影時間を変更できます。
    1. 撮影間隔:
      • 半影月食: 30~60秒
      • 部分月食: 15~30秒
      • 皆既月食: 5~15秒
    2. 撮影時間: 最長300分まで設定可能です。未設定の場合は、随時撮影を終了できます。
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  1. 撮影開始: 撮影ボタンをタップして撮影を開始します。
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  1. 撮影終了: 撮影ボタンをタップして撮影を終了します。
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  1. 画像確認: アルバムをタップしてタイムラプス動画を確認・ダウンロードできます。仕上がった動画は1秒以上ないと保存されませんのでご注意ください。

4.4 連写撮影

  1. モード切替: 「写真」(静止画撮影)アイコンをタップ →「連写」モードに切り替えます。
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  1. パラメータ設定: 機能 →「パラメータ」をタップします。
    1. フィルター: 「標準フィルター」に設定します。
    2. シャッタースピード&ゲイン: 月食の進行中は手動調整が必要です。4.6章を参照してください。
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  1. 連写設定: 機能 →「設定」をタップします。
    1. 撮影間隔:
      • 半影月食: 30~60秒
      • 部分月食: 15~30秒
      • 皆既月食: 5~15秒
    2. 撮影枚数: ご希望の枚数を設定してください。最大1000枚まで設定可能です。
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  1. 撮影開始: 撮影ボタンをタップして撮影を開始します。
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  1. 撮影終了: 1枚目の撮影後、随時撮影ボタンをタップして撮影を終了できます。
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  1. 画像確認: アルバムをタップします。連写撮影した写真は最初の1枚のみ表示されます。全ての画像を確認するには、DWARFをコンピューターに接続し、「Burst」フォルダ内で確認してください。

4.5 天体画像スタッキング

  1. 目標を確認した後、「写真」を選択し、撮影を開始します。
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  1. パラメータ設定: 機能 →「パラメータ」をタップします。
  2. オートパラメーター: 「オフ」に設定します。
  3. シャッタースピード&ゲイン: 月食の進行中は手動調整が必要です。4.6章を参照してください。
  4. 撮影枚数: 10~20枚(月は変化するため、スタック枚数は少なめが適しています)。
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  1. 撮影開始: 撮影ボタンをタップして撮影を開始します。
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  1. 撮影終了: 撮影ボタンを長押しして撮影を終了します。
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  1. 画像確認: アルバムにはスタック処理後のJPG画像のみ表示されます。RAW画像を確認するには、D3をコンピューターに接続し、「Astronomy」フォルダ内で確認してください。

4.6 手動パラメータ調整の提案

上記の全てのモードでは、月食の各段階で手動によるパラメータ調整が可能です。

  • シャッタースピード (Shutter Speed): カメラセンサーが光を受ける時間。
    • ✅ 輝度が高い時 → 「高速シャッター」(例: 1/1600秒)を使用:画像の露出オーバーを防ぎます。
    • ✅ 輝度が低い時 → 「低速シャッター」(例: 1秒)を使用:センサーがより多くの光を受け取り、真っ暗な画像になるのを防ぎます。
  • ゲイン (Gain): 「ISO感度」に類似。電子信号で光を増幅し、暗部を明るくします。
    • ✅ 輝度が極めて低い時(皆既月食段階)はゲインを上げる(例: 20-50):ただし、ゲインを上げるほど画像のノイズ(粒子感) が目立つようになります。そのため、通常はまずシャッター速度を調整し、それでも明るさが足りない場合にのみゲインを上げてください。

月食の撮影結果は、以下のような多种の要因に影響されます(これらに限定されません):

  • 現地の環境: 光害の程度、大気の透明度、シーイング(大気の揺らぎ)など。
  • 個人の好み: 期待する最終的な画像の仕上がり(輝度、コントラスト、彩度など)。